居抜き物件を探す場合にメリットとなることは費用対効果を上げることです。
居抜きと言っても改装に掛かる費用は大きいです。
居酒屋のケースでそれを説明してみます。
居酒屋で経営不振で廃業に追い込まれる場合、お店の雰囲気・スタッフの対応・味・立地・経営コストなどの条件が不足していることがあります。
その中でも、お店の雰囲気とスタッフの対応に味が大きくお店の経営を左右します。
居酒屋は従来の客層はサラリーマンでとくにおじさんが多く、現在では女性客が多く、とくに若い女性の評価の対象となる点として、店内の清潔感やトお手洗いの清潔感が重要となります。
女性の場合、多くの客でお手洗い共有することを嫌がる人が多く、一度、不衛生であると感じれば二度と行かないと考える人も多いでしょう。
また、壁面や床面に換気設備などに汚れなどがあればリピーターとはならないでしょう。
そのため、改装費にはある程度の費用を掛ける必要があります。
ただ、水回りや厨房機器はクリーニング程度で再利用が可能で、これらの部分は接客そのものに直接関係ありませんので、そのまま利用できれば、それらの購入費を抑えることが出来ます。
厨房機器や水回り設備は新規購入となると内装費同様に設備投資費が必要となります。
料理に何らかの特徴を持てば十分に繁盛可能な居酒屋では、居抜きによる初期費用を抑えることが費用対効果を最大にする要素となります。
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